活動報告

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イベント2019/02/26

PHP総研シンポジウムが開催されました!(JBTA共催)

2019年02月25日(月)に開催されたPHP総研のシンポジウム
『ふるさとの歴史・文化を活かした「まちづくり、人づくり、心そだて」』にJBTAが参加させて頂きました。

2018年度の総括としてJBTAが共催させて頂いたシンポジウムの概要をご報告します。

【開会】
金子将史〔政策シンクタンクPHP総研 代表/研究主幹〕氏の開会挨拶のあと
寺田昭一氏〔政策シンクタンクPHP総研〕の進行の元、シンポジウムが開会いたしました。

【基調講演】
作家の童門冬二先生の講演『ふるさとの先人はもっとも身近な地域づくりの素材』では
論語の【子貢問日、「有一言而可以終身行之者乎。」 子日、「其恕乎。己所不欲、仞施於人。」】を採り上げ
”恕(じょ)”の精神について解説を戴き、「まちづくり、人づくり、心そだて」には「風土(ふうど)」と「風度(ふうど)」が必要なのではないであろうかという金言を戴きました。
(注釈:※1.※2.※3.)

【第1部】 【提案・事例発表】
第1部「ふるさとの先人を地域づくりに活かす ~嚶鳴協議会の取組に学ぶ~」では、
嚶鳴協議会加盟自治体首長でもある、横尾俊彦氏 〔佐賀県多久市長〕、鈴木淳雄氏 〔愛知県東海市長〕、宇佐美晃三氏 〔岐阜県大野町長〕、佐野豊氏 〔北海道北竜町長〕ら4名による各自治体の発表があり、
それぞれの土地に根付く「先人達の智慧からインスパイアされた「身の丈にあったまちづくり」を”温故創新(おんこそうしん)”や”恕(じょ)”の精神といったキーワードと共に語って戴きました。
(注釈:※4.※5.)

【第2部】【パネルディスカッション】
第2部のパネルディスカッションでは歴史・文化を活かした地方創生~教育・観光・連携・情報発信を題材に
井戸智樹氏 〔歴史街道推進協議会 元事務局長、世界文化遺産地域連携会議 世話役〕の名調子で日本各自治体に点在する文化的魅力の創出と、それ等を体系付けた観光資源化へのトライアウトを”持続力”というキーワードと共に展開して頂き、
伊豆芳人氏 〔ボーダーツーリズム推進協会 会長〕からは、”境界地域は隣国へのゲートウェイとしての側面を持った魅力的な観光素材である”という新しい価値観の創出を”国境観光(ボーダーツーリズム)”というスタイルを使って訴求しているというお話をして頂きました。
大山耕介氏 〔月刊『歴史街道』編集長〕からは編集者の目線で、”現在練り上げている最中の企画”を話すとOBである井戸氏から厳しい指摘が入る一面もありました。
大泉敏郎氏 〔(株)トラベルジップ 代表取締役/JBTAプランナー〕からの発表は自著”私、B級観光地プロデューサーです!”にある各自治体が持つ”B級観光地”としての魅力と具体的な方策について”観光収入”の増加への道筋をフローチャートを交えて分かりやすく解説して頂き、
最後にはシンポジウムへの参加を無駄にしない為の目標設定と即行動の重要性を語って戴きました。

注釈:
※1.子貢問日、「有一言而可以終身行之者乎。」 =子貢が質問して言いました。 「一言、生涯貫き通すべき言葉はありますか。」と。
子日、「其恕乎。己所不欲、仞施於人。」=孔子先生はおっしゃいました。「それは恕(思いやりの心)であろうか。自分がしてほしくないことは、他人にもしてはならない。」と。

※2.”恕(じょ)”=他人の立場や心情を察すること。また、その気持ち。思いやり。 (デジタル大辞泉の解説)

※3.「風土(ふうど)」=その土地の気候・地質・景観などに見られる(住民の生活や文化に深く働き掛けるものとしての)環境。(デジタル大辞泉の解説)
「風度(ふうど)」=態度・容姿など、その人のようす。人品。風采。風格。(デジタル大辞泉の解説)
※この2つの言葉で眼に見えるもの(風土)と見えないも(風度)の両方が揃って初めておもてなし(恕)ではないかという考え方。

※4.嚶鳴協議会(おうめいきょうぎかい)=2007年(平成19年)、上杉鷹山の師・細井平洲をふるさとの先人として顕彰する愛知県東海市の呼びかけにより発足した協議会。
ふるさとの先人を通して、まちづくり、人づくり、心そだてを目指す自治体が一堂に会する。

※5.”温故創新(おんこそうしん)”=孔子の『論語』"温故知新"から着想を得た佐賀県多久市横尾市長の標語。古きをたずねて新しきを創っていく決意が込められている。

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