活動報告

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イベント2019/02/28

伊豆会長の講話(PHPシンポジウムにて)

2019年02月25日(月)に開催されたPHP総研のシンポジウム
『ふるさとの歴史・文化を活かした「まちづくり、人づくり、心そだて」』にJBTAが参加させて頂きました。

JBTAから代表として登壇された伊豆会長の講話をご紹介させて頂きます。

国が報告する観光の数字は右肩上がりを示しているが、全国を見渡せば地方(境界地域)までは行き届いていない。
この数字の違和感を、過去にあったような経済の成長痛だと思って見過ごしていると取り返しの付かないことになります。
観光による経済振興のゴールはどこでしょうか?
私は通年観光であると思います。
集客力があるイベントやお祭りは手段でしかなく、一過性の賑わいに過ぎない。
各自治体のニッチな魅力を掘り起こして「身の丈にあった観光」素材を訴求して通年観光に繋げることが肝要だと思います。
例として、網走は航空会社などの協力を得て、冬の厄介者であった流氷を観光商材にしてオフシーズンを減らすことに成功しました。
このようにステークスホルダーが危機意識を持つことでいくらでも変わることが出来ます。
「身の丈にあった観光」にはストーリーが必要です。
博物館・資料館の整備や語り部の育成等をする事で、地域の魅力的なストーリーを形づくることが出来ます。
JBTAの活動は境界地域の観光振興です。
境界地域は、人口の減少で観光に注力しづらい事情を持った自治体も有ります。
問題は山積みですが、我々協議会はそんな問題の中から「観光」部分にスポットライトをあてた活動をしています。
「境界地域は決して行き止まりではありません。」
「その先には他の国があります。」
「境界地域は魅力的な隣国へのゲートウェイなのです。」
今年催行した「五島済州」のツアーなども、五島福江空港からチャーター便で直接済州島に渡り、隣国を身近に体感していただきました。
特殊なケースですが、人口三万の対馬には現在、年間四十万人の韓国人観光客が訪れています。
そんな背景もあり市内には100~200ルーム規模のホテルが立ち並ぶようになりました。
この場合は、それぞれのホテルのビジネスが成り立てば観光による経済振興は成功したといえるのではないでしょうか。
又、稚内では隣国への足として、定期船によるサハリン航路がありますが、現在はこれを維持することすら困難な状態です。
他方根室では、修学旅行の誘致活動をすることで、今年度は9校の学生達に根室の魅力を伝えています。
現在JBTAでは与那国町・NTTドコモと連携し、ICTによる局地連携の構想展開に協力。
境界地位の魅力をVRで配信したり、eラーニングによる検定制度などをつくり、「情報」と「興味」をもった観光客の育成を計画しております。

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